
結論: Macに入れるClaudeは、画面で使うアプリ版か、ターミナルで動かすClaude Codeかを先に決め、macOS 13以上かを確かめてから入れます。この記事では、2つの版の選び方、公式文書の要件、インストール5手順、つまずいたときの切り分け、更新と削除、料金の見方を、Macだけに絞って書きます。ターミナルとは、文字で命令を打つ、Mac標準のアプリです。
この記事の要点
- Macには入れ方が2つある。画面で使うアプリ版はmacOS 11(Big Sur)以上、ターミナルで動かすClaude CodeはmacOS 13.0以上が公式の要件
- Claude Codeの要件は、メモリ4GB以上、x64かARM64のプロセッサ。入れる前に「このMacについて」でmacOSの版(=バージョン)を確かめれば、版の違いによるつまずきは先に防げる
- Claude Codeは、公式が推奨するネイティブ方式(curlの1行)で足りる。自動更新されるのはネイティブ方式とnpm方式。Homebrewは標準では手動更新
- 無料のclaude.aiプランにはClaude Codeが含まれない。Pro・Max・Team・Enterprise・Consoleのいずれかが必要で、Proは年額払いで月$17、月払いで$20と公式ページに書かれている
この記事は、Macを使う中小企業の担当者や個人事業主で、Claudeを仕事で使い始める方に向けて書いています。アプリ版とターミナル版のどちらを入れるか、入れる前に何を確かめるかを決めようとしている段階です。「AIツールを仕事で使う」と決めた方が対象です。まだ迷っている方は、先にAI導入の進め方を読んでください。Windowsやブラウザ版も含めた全体像はClaude Codeの始め方に書きました。この記事は、Macに入れる前・入れる最中・入れた後の保守だけを扱います。「そもそもClaude CodeとClaudeは何が違うのか」を先に知りたい方は、Claude CodeとClaudeの違いを読んでください。
今日やることは1つです。画面左上のアップルマークから「このMacについて」を開き、macOSの版を見てください。「macOS Sequoia 15.x」のように、名前と数字で出ます。13.0以上なら両方の版が入れられます。11以上13未満なら、アプリ版だけが対象です。11より古いと、どちらの版も公式の要件を満たしません。
どちらを入れるか|アプリ版かClaude Codeか
使う場面が「文章の相談や資料の下書き」ならアプリ版、「Mac上のファイルやフォルダを相手に作業させたい」ならClaude Codeです。迷う人は、アプリ版から入れれば足ります。公式の要件が軽く、画面で操作できるからです。
Claude Codeとは、ターミナルから動かし、Mac上のファイルを読み書きする作業まで任せる版です。たとえば「フォルダ内の請求書のファイル名をそろえる」「表計算ファイルの集計を頼む」といった、手元のファイルを相手にする場面が向きます。ブラウザ版やアプリ版が「画面で会話する」使い方なのに対し、Claude Codeは「手元のフォルダを相手に動く」使い方になります。ブラウザ版はインストールが要りません。
Windowsとの比較は、この記事の範囲外です。Windowsも使う方はClaude Codeの始め方を見てください。
| 使う場面 | 向く版 | 入れ方 | 必要なもの |
|---|---|---|---|
| 文章の相談、要約、下書きを画面で行いたい | デスクトップアプリ版 | 公式のダウンロードページから入手し、Applicationsフォルダから起動する | macOS 11(Big Sur)以上、アカウント |
| Mac上のフォルダを相手に、ターミナルから作業を頼みたい | Claude Code | ターミナルでインストール用のコマンドを実行する | macOS 13.0以上、メモリ4GB以上、x64かARM64のプロセッサ、有料プランかConsoleアカウント |
| 両方を使い分けたい | 両方 | 上の2つを順に入れる | 両方の要件を満たすMac |
| まず試すだけで、課金はしたくない | アプリ版(Freeプラン) | アプリ版の手順で入れる | アカウント。ただしClaude Codeは使えない |
① アプリ版
アプリ版は、Anthropicの公式サポート記事「Installing Claude Desktop」にもとづきます。要件は「macOS 11 (Big Sur) or higher」です。ダウンロードページで「Download」を押し、開いて完了させ、Applicationsフォルダから起動して、アカウントでサインインします。
確かめ方は、Applicationsフォルダを開いて、Claudeのアイコンがあるかを見ることです。アイコンがあれば入っています。
② Claude Code
Claude Codeは、ターミナルから動かす版です。ターミナル(=文字で命令を打つ画面)を開き、インストール用のコマンドを1行実行して入れます。公式文書「Advanced setup」が挙げる要件は、macOS 13.0以上、メモリ4GB以上、x64かARM64のプロセッサです。シェル(=ターミナルの中で命令を受け取る部分)はBashかZshです。
確かめ方は、ターミナルでclaude --versionを打つことです。版数(=バージョンの数字)が返れば入っています。
③ 両方入れてよいか
両方入れて構いません。公式文書もサポート記事も、両方を同じMacに入れてはいけないとは書いていません。ただし、どちらも同じアカウントでサインインして使うことになるため、プランの対象かを先に確かめてください。アプリ版はFreeでも使えますが、Claude Codeは有料プランだけです。アプリ版をFreeで使い、Claude Codeは有料プランにしてから入れる順番もあります。
確かめ方は、自分のアカウントのプランを開いて、Free・Pro・Max・Team・Enterpriseのどれかを書き出すことです。複数人で使う会社は、Teamプランの席(シート)を人数分そろえ、管理者がまとめて割り当てる形が分かりやすいです。
入れる前の確認|macOS・メモリ・アカウント
入れる前に見るのは、macOSの版、プロセッサの種類、アカウントのプランの3つです。この3つが公式の要件を満たしていれば、入れる作業そのものは短く終わります。
| 項目 | 公式の記載 | 確かめ方 |
|---|---|---|
| macOSの版(Claude Code) | 「macOS 13.0+」 | アップルマーク→「このMacについて」で版を見る |
| macOSの版(アプリ版) | 「macOS 11 (Big Sur) or higher」 | 同上 |
| メモリとプロセッサ | 「4 GB+ RAM, x64 or ARM64 processor」 | 「このMacについて」でメモリとチップの欄を見る |
| シェル(ターミナルの中身) | 「Bash, Zsh, PowerShell, or CMD.」(Macで関係するのはBashとZsh) | 使用するシェルがBashかZshかを確認する |
| アカウント | 「Pro, Max, Team, Enterprise, or Console account」 | claude.aiの設定画面でプランを見る |
① macOSの版
macOSが13.0より古いと、Claude Codeは公式の要件を満たしません。アプリ版は11(Big Sur)以上なので、少し古いMacでもアプリ版なら入る場合があります。古いMacを仕事で使い続けている会社は、買い替えの前に確かめてください。上の表で、アプリ版の要件(macOS 11以上)で足りるかを見ます。
確かめ方は、「このMacについて」の画面を撮って、社内で共有することです。担当者のMacと、実際に使うMacが別のとき、版を取り違える事故を防げます。
② Apple siliconとIntel
公式文書のハードウェア要件は「x64 or ARM64 processor」で、npm版の対応プラットフォームにはdarwin-arm64とdarwin-x64が含まれます。Apple siliconのMacはARM64、Intel搭載Macはx64にあたります。つまり、要件の書き方だけを見れば、どちらのMacも条件に入ります。
注意が2つあります。1つ目は、アプリ版にApple siliconかIntelかを分ける要件があるか、公式サポート記事で確認できなかったことです。「Intelでは動かない」とも「動く」とも書かれていません。2つ目は、Homebrewそのものの対象です。Homebrewの公式サイトには「Homebrew supports macOS (Sequoia 15 and newer), Linux and Windows Subsystem for Linux (WSL).」と書かれています。macOSの版が15より古いMacでは、Homebrewは選ばず、ネイティブのインストーラで入れてください。Claude Codeの要件がmacOS 13.0以上でも、Homebrew経由で入れるときはHomebrew側の条件が別にかかるためです。
確かめ方は、「このMacについて」のチップ欄を見ることです。Intelの場合は「プロセッサ」の欄にIntelと出ます。
③ アカウントとプラン
公式文書は、Claude Codeについて「Claude Code requires a Pro, Max, Team, Enterprise, or Console account.」と書いています。続けて「The free claude.ai plan does not include Claude Code access.」とあり、無料プランでは使えません。アプリ版は、無料のアカウントでもサインインして使えます。
Consoleアカウントは、開発者向けの窓口です。個人や小さな会社は、claude.aiの有料プランを選べば足ります。Consoleは使った分だけ払う従量課金(APIキーでの利用)が一般的な考え方で、画面で使うプランとは請求の形が違います。仕事の経費にするときは、インボイス制度に対応した領収書や請求書が出るかを、経理担当に先に聞いてください。
確かめ方は、claude.aiにサインインして、いまのプランを見ることです。会社でTeamプランに入っている場合は、席(シート)が割り当てられているかを管理者に聞いてください。
入れ方5手順|ターミナル版とアプリ版
Claude Codeは、ターミナルを開き、公式のコマンドを1行実行し、新しいターミナルで版数を確かめ、claudeでログインする4手順です。5つ目がアプリ版の入れ方で、アプリ版だけの方は⑤へ進んでください。
入れる前にmacOSの版を見て、版に合わせて方式を選び、最後に版数で確かめる
図の内容: macOSの版が13.0以上ならClaude Codeとアプリ版の両方、11以上13.0未満ならアプリ版だけを入れる流れを示しています。
方式は3つあります。公式文書の表記にそって整理します。
| 方法 | 自動更新 | 注意 |
|---|---|---|
| ネイティブ(curlの1行)。Anthropicが用意した標準の入れ方 | あり。公式は「automatically update in the background」と書く | 公式が「Recommended」と表記。macOS向けバイナリは「Anthropic PBC」の署名とAppleの公証(=Appleによる配布前の審査)つき。curlは、ネット上のファイルを取ってくるコマンド |
Homebrew(brew install --cask claude-code)。Macにソフトを入れる別の道具 | 標準ではなし。brew upgrade claude-codeで手動更新 | Homebrew自体の対象はmacOS Sequoia 15以降という公式表記がある |
npm(npm install -g @anthropic-ai/claude-code)。開発者向けの方式で、通常は選ばない | あり(公式文書は、npmの導入先に書き込めないと自動更新できないと書く) | Node.js(=ソフトを動かすための実行環境)が前提。v2.1.198以降は22以上が必要。sudo npm install -gは公式が「Do NOT use」と書く |
① 端末を開く
ターミナルを起動します。Macに最初から入っているアプリです。画面が文字だけで怖いと感じる方は、ここだけ社内の詳しい人に見てもらってください。やることは、この後の1行を貼り付けて実行するだけです。
確かめ方は、ターミナルの画面に%か$が出ていることです。そこに命令を打ちます。
② インストーラを実行
公式文書の「Native Install (Recommended)」のコマンドを使います。下の枠のコードをコピーして、そのまま貼り付けて実行します。
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bashHomebrewで管理したい方だけ、次の1行を使います。標準では自動更新されません。
brew install --cask claude-code確かめ方は、実行が終わるまでターミナルを閉じないことです。終わると、行頭に%か$が戻ります。エラーが出たら、その文面を「つまずき対処」の節で照らしてください。
③ 新しい端末で claude --version
公式文書は、インストールが終わったら新しいターミナルを開いて、次を実行するよう書いています。
claude --version公式の例は「2.1.211 (Claude Code)」という表記で、2026年10月2日時点のものです。読者のMacに出る版数は、この数字と違って構いません。版数が出れば、動く状態です。「claudeが見つからない」と出たら、公式文書の言葉でインストール先がPATH(=コマンドを探す場所の一覧)に入っていない状態です。つまずき対処の①へ進んでください。
確かめ方は、古いターミナルの窓ではなく、新しく開いた窓で実行することです。古い窓は設定を読み込み直していません。
④ claude でログイン
初回はclaudeだけを実行します。ブラウザが開き、案内に従ってサインインします。
claudeここでサインインするアカウントが、Pro・Max・Team・Enterprise・Consoleのいずれかでなければ、使い始められません。無料プランでは「Claude Codeを使えない」と公式文書が書いています。インストールの診断だけしたいときは、次のコマンドが使えます。
claude doctor公式文書の説明では、claude doctorは会話を始めずに、インストールと設定の診断を表示するだけで、何も書き換えないコマンドです。
初めて使うときは、Claude Codeに触らせるフォルダを、失っても困らない試し用のフォルダに限ってください。たとえばデスクトップに「お試し」フォルダを作り、コピーしたファイルだけを入れます。ファイルを書き換える作業は、結果を人が見て確かめながら進めてください。それだけで事故を防げます。この節の内容は公式文書の手順ではなく、運用の一般的な注意です。
確かめ方は、サインイン後にClaude Codeの入力待ちの画面が出ることです。出なければ、ブラウザのサインイン先がいつものアカウントかを見てください。
⑤ アプリ版の入れ方
アプリ版は、ターミナルを使いません。公式サポート記事の流れは次の4つです。
- Claudeのダウンロードページを開く
- 「Download」を押す
- ダウンロードしたファイルを開いて完了させる
- ApplicationsフォルダからClaudeを起動し、アカウントでサインインする
確かめ方は、サインイン後に会話画面が開くことです。
つまずき対処|claudeが見つからない・権限・認証
つまずきは、「claudeが見つからない」「権限のエラー」「ログインが進まない」の3つに分けて切り分けます。公式文書に原因が書かれているものだけを、原因・確認・直し方の順で扱います。
エラーの文面で3つに分け、それぞれ確認するコマンドが決まっている
図の内容: 動かないときの3つの分かれ道(見つからない・権限エラー・ログイン)と、それぞれで見る場所を示しています。
① PATHが通っていない
症状は、claude --versionで「claudeが見つからない」と出ることです。公式文書は、インストーラが終わったあと、新しいターミナルでclaude --versionを実行するよう書いています。シェルが「claude isn’t found」と返すときは「the install directory isn’t on your PATH yet」の状態だという説明です。PATH(=コマンドを探す場所の一覧)に、インストール先が入っていない状態です。
確認は2段階です。まず、ターミナルを完全に閉じて開き直し、もう一度claude --versionを実行します。次に、ネイティブ方式の実行ファイルが入る場所を見ます。公式のアンインストール手順に出てくる~/.local/bin/claudeです。
ls -l ~/.local/bin/claude
claude doctorファイルがあるのにclaudeが見つからないなら、PATHに~/.local/binが入っていません。設定の変更に不安があれば、ここは社内の詳しい人に頼んで構いません。
ファイルが無いなら、インストールが終わっていません。②の手順をもう一度実行してください。
確かめ方は、claude --versionで版数が返ることです。公式に書かれていない原因を当て推量で試すより、claude doctorの診断を先に見てください。
② npmで入れて権限エラー
この項は、npm方式で入れた方だけが読めば足ります。ネイティブ方式かHomebrewで入れた方は、③へ進んでください。
npm方式で入れて権限のエラーが出たとき、sudoを付けて入れ直すのは避けてください。公式文書は「Do NOT use sudo npm install -g」と書いています。管理者権限で入れると、後の更新や削除で別の問題が起きやすいためです。
直し方は、npm方式をやめて、ネイティブ方式で入れ直すことです。npm方式にこだわる理由がなければ、公式が推奨する方式に寄せるのが近道です。npm版を使い続ける場合は、v2.1.198以降はNode.js 22以上が必要という公式表記も確かめてください。
確かめ方は、Node.jsの版をnode --versionで見ることです。22より小さい数字なら、Node.js側の更新が先です。
③ ログインが進まない
claudeを実行してブラウザが開き、サインインしても使い始められないときは、アカウントのプランを疑います。公式文書では、Claude CodeにはPro・Max・Team・Enterprise・Consoleのいずれかが必要で、無料のclaude.aiプランは含まれません。
確かめ方は2つです。1つ目は、ブラウザでサインインしているアカウントが、いつものアカウントと同じかです。ブラウザに仕事用と個人用のアカウントが混ざっていると、別のアカウントで認証されることがあります。2つ目は、そのアカウントのプランです。Teamプランなら、管理者があなたに席を割り当てているかを聞いてください。
更新・削除・料金の見方
自動更新されるのはネイティブ方式とnpm方式です。Homebrewは標準では自分で更新します。削除は方式ごとにコマンドが違います。料金は公式ページの表記を、参照日つきで見ます。
① 自動更新と手動更新
公式文書は、ネイティブ方式について「Native installations automatically update in the background to keep you on the latest version.」と書いています。何もしなくても新しい版に移ります。Homebrewは標準では自動更新されないため、手動で次を実行します。
brew upgrade claude-code業務で使うMacでは、更新の担当を決めておくと安全です。たとえば、Homebrew方式の端末だけ、定期的にbrew upgrade claude-codeを実行する、といった決め方があります。npm方式の更新手順は、この記事では扱いません。
確かめ方は、たとえばclaude --versionの版数を定期的に記録し、前回と同じなら更新が止まっていないかを見ることです。
② アンインストール
公式文書のアンインストール手順は、方式ごとに分かれます。
# ネイティブ方式
rm -f ~/.local/bin/claude
rm -rf ~/.local/share/claude
# Homebrew方式
brew uninstall --cask claude-code設定と会話の履歴まで消す場合は、次の2つを実行します。公式文書は、これで「all your settings…and session history」が消えると警告しています。
rm -rf ~/.claude
rm ~/.claude.json確かめ方は、削除の前に~/.claudeの中身を、別の場所にコピーしておくことです。分からなければ、削除コマンドは社内の詳しい人に任せてください。消した後は戻せません。会社のMacを人に渡すときは、渡す前にこの2つを実行する運用を決めておくと、履歴の持ち出しを防げます。
③ どのプランに含まれるか
Claude Codeは、Anthropicの料金ページで「Claude Code is included in all paid plans.」と書かれています。2026年10月2日に確かめた表記を、日本語にして整理します。かっこ内は公式の英語の表記です。
| プラン | 公式の表記(2026年10月2日時点) | Claude Code |
|---|---|---|
| Free | 金額は本記事では扱わない(公式の表記を確認していないため) | 含まれない(公式文書が「does not include」と書いている) |
| Pro | 年額払いの割引で月$17($17 Per month with annual subscription discount、前払い$200)。月払いは$20 | 含まれる |
| Max | 月$100から(From $100 Per month) | 含まれる |
| Team | Standardの席は、年額払いで1席あたり月$20($20 Per seat / month if billed annually)、月払いは$25。Premiumの席は$100から、月払いは$125の表記 | 含まれる |
個人で始めるなら、まずProの表記から見てください。Teamプランは、人数分の席を契約し、管理者がまとめて管理する形です。会社で使うなら、1人だけでなく、席の数と割り当ての担当を先に決めてください。
為替や改定で変わる表記です。契約の前に、必ず公式の料金ページで金額を見直してください。Enterpriseは、公式文書がClaude Codeの利用に使えるアカウントとして挙げていますが、本記事では金額を扱いません。利用上限の仕組みや、同じ入力を使い回してコストを抑える工夫(キャッシュ)はClaude Codeの料金と無料の可否に書きました。
確かめ方は、自分の会社の使い方を「月に何日、何時間使うか」で見積もり、公式ページの金額と並べて、年額払いか月払いかを決めることです。
Macを置きっぱなしで使うとき|mac miniの例
Macを置きっぱなしにして定時に動かすなら、スリープ設定・利用枠・サインインの有効期限の3つを先に確かめます。当社の運用を例にします。
当社は、mac miniのlaunchd(=Macが決めた時刻に自動でプログラムを起動する仕組み)を使っています。毎日5:00・12:00・19:00に記事制作の自動プログラムを起動し、Claudeで記事を作っています(当社の運用記録)。Claudeの利用枠(=一定の時間ごとに使える量の上限)は5時間区切りで、新記事1本でほぼ1枠を使います。そのため、同じアカウントで手動の作業を足すときは、定時の枠と重なっていないかを見ます。
定時の3回が5時間区切りの枠を使うので、手動の作業は枠の重なりを見てから足す
図の内容: 毎日5:00・12:00・19:00の定時起動と、5時間区切りの利用枠の関係を示した模式図です。
導入する側が確かめてよい条件は、次の3つです。公式文書に書かれた範囲ではなく、運用の考え方として読んでください。
- スリープ: 定時に動かすMacが、その時刻に眠っていないか。眠るなら、定時起動が空振りします
- 利用枠: 定時の作業と、人が手で頼む作業が、同じアカウントの枠を使っていないか
- サインイン: 長く置いたあとも、サインインが切れていないか。切れていれば、定時の起動は成果を出しません
当社は、Macへのインストールを実機で入れ直した記録を持ちません。この節は、定時に自動起動して使い続けるときの考え方までです。
確かめ方は、定時に動かした結果が出ているかを見ることです。
早見表|こうなったらここを見る
症状から探したい人向けです。節名を見て、そこだけ読んでください。
| 症状 | 見る節 | 使うコマンド |
|---|---|---|
| 「このMacで入るか」を知りたい | 入れる前の確認 | (「このMacについて」を見る) |
| インストーラを実行したが、何も起きない | 入れ方5手順の②③ | claude --version |
| 「claudeが見つからない」と出る | つまずき対処の① | ls -l ~/.local/bin/claude、claude doctor |
| npmで入れて権限エラーが出る | つまずき対処の② | ネイティブ方式で入れ直す |
| サインインしても使い始められない | つまずき対処の③ | プランの確認 |
| 更新が止まっている | 更新・削除・料金の見方の① | brew upgrade claude-code(Homebrewのみ) |
| 完全に消したい | 更新・削除・料金の見方の② | rmとbrew uninstall(方式による) |
Claude Codeを今すぐ入れなくていい会社と、この記事に含まれないこと
次の3つに当てはまるなら、いまClaude Codeを入れなくて構いません。
- ブラウザで足りる: 文章の相談や要約が中心で、ファイルを相手に作業させる場面がまだない会社。アプリ版かブラウザ版で足ります
- 無料のまま試す: 課金の判断はまだで、Freeのまま触る段階の会社。Claude Codeは無料プランに含まれないため、アプリ版から入れます
- Windowsだけを使っている: Macが社内にない会社。Windowsの入れ方はClaude Codeの始め方に書きました
この記事に含まれないことは、次の4つです。
- Claude Codeで何ができるか(外部のツールにつなぐ機能を含む) → Claude Codeでできること25選と使い方
- 料金の上限の仕組みと節約 → Claude Codeの料金と無料の可否
- ClaudeとClaude Codeの製品の違い → Claude CodeとClaudeの違い
- 社内で使い始めるための研修 → Claude Code研修
データの保管場所を国内に限りたい会社や、人の承認を必ず挟む社内規定がある会社は、情報管理の担当者と先に相談してください。
Summary in English
Conclusion: on a Mac, decide first whether you need the Claude desktop app or Claude Code in the terminal, and check your macOS version before installing. According to Anthropic’s official documents (checked on October 2, 2026), the desktop app requires macOS 11 (Big Sur) or higher, while Claude Code requires macOS 13.0 or higher, 4 GB or more of RAM, and an x64 or ARM64 processor.
For Claude Code, the official documentation recommends the native installer, a single curl command, which updates itself in the background. Homebrew (brew install —cask claude-code) does not auto-update by default, so you run brew upgrade claude-code yourself. Homebrew’s own site lists macOS Sequoia 15 and newer as supported. After installing, open a new terminal and run claude —version. If the shell cannot find claude, the install directory is not on your PATH yet; claude doctor prints read-only diagnostics. The documentation says not to use sudo with npm install -g.
Claude Code requires a Pro, Max, Team, Enterprise, or Console account. The free claude.ai plan does not include it. The pricing page lists Pro at $17 per month with an annual discount ($20 if billed monthly) and Max from $100 per month. Prices change, so check the official page before buying.
The Intel question: the requirements list x64, so Intel Macs fit on paper, but no per-model guarantee list was found. We did not record an install on a real Mac, so the steps here are a reading of the official documents.
まとめ|入れる前の確認が先
- 入れ方は2つ。アプリ版はmacOS 11以上、Claude CodeはmacOS 13.0以上が公式の要件
- 入れる前に「このMacについて」でmacOSの版とチップを見る。メモリは4GB以上、プロセッサはx64かARM64
- Claude Codeはネイティブ方式(curlの1行)が公式の推奨で、自動更新される。Homebrewは標準では手動更新
- 入れた後は新しいターミナルで
claude --version。見つからなければPATHを疑い、claude doctorで診断する - 無料プランではClaude Codeは使えない。Pro・Max・Team・Enterprise・Consoleのいずれかが必要
次のアクションは、3つのうちどれか1つで構いません。
- 今日: 「このMacについて」でmacOSの版とチップを見て、13.0以上かをメモする
- 今週: 版が13.0以上なら、ネイティブ方式で入れて
claude --versionを確かめる - 今月: 社内のMacの版数と方式(ネイティブかHomebrewか)を一覧にして、更新の担当を決める
社内で使い始める進め方まで相談したい場合は、無料相談でお聞きします。
次に読む
- ClaudeとClaude Codeの違いを知りたい → Claude CodeとClaudeの違い|3つの判定で選ぶ契約【2026年9月】
- 入れた後にできることを知りたい → Claude Codeでできること25選と使い方|料金・始め方まで【2026年8月】
- 社内で使い始める研修を知りたい → Claude Code 研修|3形式の選び方と費用・助成金活用まで【2026年8月】
更新履歴
- 2026-10-02: 初版公開。Anthropic公式文書3点とHomebrew公式サイトの記載(2026年10月2日確認)を反映
- 次回更新予定: 2026年11月(公式要件・料金表記・macOSの版の再確認)
本記事は2026年10月2日時点のAnthropic公式文書に基づきます(公開日: 2026年10月2日)。要件・料金は公式で確認してください。
参考・出典
- Anthropic「Claude Code Docs: Advanced setup」 https://code.claude.com/docs/en/setup(参照日: 2026年10月2日)
- Anthropic「Installing Claude Desktop」 https://support.claude.com/en/articles/10065433-installing-claude-desktop(参照日: 2026年10月2日)
- Anthropic「Pricing」 https://claude.com/pricing(参照日: 2026年10月2日)
- Homebrew「Homebrew」 https://brew.sh(参照日: 2026年10月2日)
- 当社調査: mac miniでの定時起動と利用枠の運用を、2026年10月2日に確認
- 当社調査: Macへの実機インストール記録の有無を、2026年10月2日に社内記録で確認(見つからなかった)
FAQよくある質問
- Claude Codeとは何ですか。ブラウザ版やアプリ版と何が違いますか?
- Claude Codeは、ターミナルから動かし、Mac上のファイルやフォルダを相手に作業を頼む版です。ブラウザ版とアプリ版は、画面で会話して文章の相談や下書きをする使い方が中心です。どちらを入れるかは、作業の相手が「文章」か「Mac上のファイル」かで決めます。公式の要件はアプリ版がmacOS 11以上、Claude CodeがmacOS 13.0以上です。
- ConsoleアカウントとAPIキーは、Claude Codeの導入で必要ですか?
- 公式文書は、Claude Codeの利用にPro・Max・Team・Enterpriseのいずれか、またはConsoleアカウントが必要と書いています。多くの方は、claude.aiの有料プランでサインインすれば足ります。Consoleは開発者向けの窓口で、使った分だけ払う従量課金が一般的な考え方です。会社の経費の処理は、請求書の形式を経理担当に先に聞いてください。
- Claudeはパソコンで使えますか?
- 使えます。Macなら、画面で操作するデスクトップアプリ版と、ターミナル(文字で命令を打つ画面)で動かすClaude Codeの2通りがあります。Anthropicの公式サポート記事によると、デスクトップアプリはmacOS 11(Big Sur)以上が要件です。Claude Codeは公式文書でmacOS 13.0以上と書かれています。
- MacBookにClaudeのアプリをインストールするにはどうすればいいですか?
- Anthropicの公式サポート記事では、Claudeのダウンロードページで「Download」を押し、ダウンロードしたファイルを開いて完了させ、ApplicationsフォルダからClaudeを起動して、アカウントでサインインする流れです。要件はmacOS 11(Big Sur)以上と書かれています。Claude Code(ターミナル版)の入れ方は別で、インストール用のコマンドを使います。
- Claude CodeはMacのどのバージョンから動きますか?
- Anthropicの公式文書(Advanced setup)では、対応OSは「macOS 13.0+」と書かれています。あわせてメモリは4GB以上、プロセッサはx64かARM64とされています。まずMacの「このMacについて」でmacOSの版が13.0以上かを確かめてください。
- IntelのMacでもClaude Codeは使えますか?
- 公式文書のハードウェア要件に「x64 or ARM64 processor」とあり、npm版の対応プラットフォームにもdarwin-x64(Intel搭載Mac向け)が含まれます。要件の読み方としては、Intel搭載Macでも条件に入ります。ただしmacOSが13.0以上であることが前提で、機種ごとの動作保証の一覧は当社が確認した範囲では見当たりませんでした。デスクトップアプリ版についてApple siliconかIntelかの別要件は、公式サポート記事に記載を確認できませんでした。
- Mac miniでもClaude Codeは動かせますか?
- 公式文書の要件(macOS 13.0以上、4GB以上のメモリ、x64かARM64のプロセッサ)を満たしていれば、機種名にかかわらず動かせる読み方になります。当社はmac miniで毎日5:00・12:00・19:00にClaudeを定時起動する運用をしています。ただしMacへのインストール手順を実機で入れ直した記録はないため、手順は公式文書にもとづく説明です。
- Claude CodeのインストールはHomebrewとインストーラのどちらがよいですか?
- 公式文書は、curlで入れるネイティブ方式を「Native Install (Recommended)」と表記しています。ネイティブ方式は自動更新される一方、Homebrewは標準では自動更新されず、`brew upgrade claude-code`で手動更新します。迷うならネイティブ方式で、すでにHomebrewで他のソフトを管理している場合に限って`brew install --cask claude-code`を選ぶ使い分けです。
- インストール後に「command not found: claude」と出たらどうすればよいですか?
- 公式文書は、claudeが見つからないときはインストール先がPATH(=コマンドを探す場所の一覧)に入っていない状態だと説明しています。まずターミナルを開き直して`claude --version`を試し、それでも出るなら`claude doctor`で診断します。ネイティブ方式の実行ファイルは`~/.local/bin/claude`にあるため、そこに実体があるかを確かめるのが次の一手です。
- 無料プランのままClaude Codeを使えますか?
- 使えません。公式文書は「Claude Code requires a Pro, Max, Team, Enterprise, or Console account. The free claude.ai plan does not include Claude Code access.」と書いています。Pro、Max、Team、Enterpriseのいずれかのプラン、またはConsoleアカウントが必要です。料金の表記は2026年10月2日時点の公式ページで確認してください。


